菊重精峰作品講習会                前回の演奏会のもようへ

日 時 平成14年10月20日
講習曲 「夢絃98」「竹紫絃明」「風・秋色 」

「星空への想い」、「NiんjA」、「竹紫絃明」などメロディアスあり、現代風あり、古典風あり・・・といろいろな年代の方から好まれている感性豊かな曲作りの菊重精峰先生。お名前から来るイメージとは違い若くて、子煩悩、ちょっとお酒が入ると大阪弁が冴え「吉本のお兄ちゃん?」と思わずツッコミたくなる気さくな先生でした。
 今までの講習は三絃をする人が少ないこともあり箏が主でしたが、今回は積極的に取り組もうと三絃の入った曲も選曲しました。 先生もとりわけ三絃がお好きなようで、先生の撥さばき、斬新的な音づくりは三絃をしない会員をも魅了したようです。
2年前わずか10名ほどの参加者でスタートした北海道支部「作曲者による講習会」は回を重ねるごとに参加者が増え、今回は30人ほどが受講しました。 今後も講習によって曲ばかりではなく、作曲者の人柄、プロの技術などにふれる楽しさ・刺激をわかちあえる人々がどんどん増えることを念じております。

講習会の感想
講習を受けて    川崎綾芽(19歳)
 講習会はたいへんわかりやすく、関西弁が新鮮でした。「ごろく五六ひひは八」と先生がおっしゃった時、「ひ?」と思ったのは私だけではないはず!
「七」だと気づいたのは十秒ほど後でした。
 菊重先生が作曲の際にそれぞれの曲に込めた思いやイメージ、奏法を聞き
その曲の世界が私の中で補強され、完成に近づいたように思えました。
またそのイメージに自信をもって弾けるようになりました。
これは作曲者から直々に教えていただく最大の良いところだと実感いたしました。 講習後、先生は「猿蟹昔物語」を披露してくださいました。 講習の時とはまた別な一面を見ることができました。
 参加を重ねるごとに会のみなさまとの親密さを増し、今年のコンサートも楽しみです。 菊重先生、北海道支部のみなさま本当にありがとうございました。 また今年もよろしくお願いいたします。
※ 猿蟹昔物語・・・平成14年国立劇場作曲コンクール入選曲

講習会のも・よ・う

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第4回北海道「雅びの会」箏 演奏会
         
 日 時:平成15年6月22日(日) 13:00開演(12:30開場)
 会 場:アーバンホール(札幌市中央区南3条西4丁目)
     掾@011-221-2537
 入場料:前売り2,000円、当日2,500円
 出演者:菊重精峰、阪口夕山、雅びの会会員
 演奏曲:夢絃ユ98、風・秋色、竹紫絃明(以上菊重精峰)、GRADATION(吉崎克彦)、土人形(沢井忠夫)、秋の言の葉 他
 
  お問い合わせ:夛田 tel/fax 0123-48-3055

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作曲者による講習会
平成15年10月中旬を予定しております。
講師・講習曲、詳細は後日決定予定。 eメール